筋トレを始めたのに、気づけばやめてしまっていた…。
そんな経験、あなたにもありませんか？
筋トレは「続けてこそ成果が出るもの」。でも、実際に継続できる人はごく一部です。
では、筋トレが続く人と、続かない人の間には何があるのか？
その違いを知ることで、あなた自身の習慣化のヒントが見つかるはずです。
続かない人の共通点
まずは「続かない人」が陥りやすいパターンを見てみましょう。
1. 理想が高すぎる
「毎日30分筋トレ」「3ヶ月で腹筋を割る」など、目標が極端だと挫折しやすくなります。
始めたばかりの頃は、“行動のハードル”を下げることが重要です。
2. 成果を急ぎすぎる
1週間で体型が変わることはありません。
筋トレはじわじわ効いてくる“積み上げ型”の取り組みです。
すぐに結果が出ないからといって、焦ってしまうのはNGです。
3. 手段が固定化している
「ジムじゃないと意味がない」「プロテインを飲まないと効果が出ない」など、思い込みで筋トレの選択肢を狭めてしまうと、行動も止まりやすくなります。
何度も言いますが自宅トレや短時間トレでも十分効果はあります。
続く人の特徴
次に、筋トレを“自然に続けられる人”が持っている思考と習慣を紹介します。
1. ハードルが低い（とにかく始められる）
続く人は「10回1セット腕立てして終わりでもOK」という感覚を持っています。
大切なのは、完璧ではなく“続けること”を優先しているという姿勢。
とにかく“ゼロにしない”ことがモチベーション維持につながります。
2. 比較対象が「他人」ではなく「過去の自分」
続けられる人は他人の成果やSNS投稿に振り回されず、昨日の自分との比較を大事にします。
「今日は10回できた」「昨日より少しだけフォームが良くなった」
そうした小さな変化を見逃さない感覚が習慣化を支えます。
以前の自分と違う気づける、「嬉しい違和感」を得ることが大事です。
3. トリガー（きっかけ）を決めている
筋トレが続く人は「この行動の後に筋トレする」という習慣のきっかけを作っています。
- 歯を磨いたらスクワット
- 帰宅して着替えたら腕立て
- お風呂の前にプランク
このように“セット行動”にすることで、自然と筋トレが日常に溶け込みます。
習慣化は「才能」ではなく「設計」
「自分は三日坊主だから…」と諦める必要はありません。
筋トレの継続は、意志の強さではなく“仕組みの作り方”がカギです。
環境を整え、小さく始め、ちょっとした成功体験を積み重ねる。
これさえ意識できれば、誰でも筋トレを習慣にできます。
また、この考え方は筋トレだけでなく、読書・ダイエット・学習など他の習慣作りにも応用可能です。
「続く人」の思考を取り入れて、あなただけの継続スタイルを見つけてください。
初心者あるある：やる気がある日に全部詰め込んで疲弊する
筋トレを始めたばかりの人がよくやりがちなのが「やる気がある日に全部詰め込む」こと。
たとえば、月曜日に急に30分フルでやって、火曜〜金曜は筋肉痛＆気力ゼロ…というパターンです。
続く人ほど、“やりすぎない工夫”を知っています。
- 最初は「週2回・10分」
- 疲れた日はストレッチだけ
- メニューを固定化して迷わない
こうした工夫を知っておくと、「今日は何しよう…」と悩んでやめることも減ります。
まとめ：習慣は「性格」ではなく「戦略」で決まる
筋トレが続くかどうかは、気合いや根性ではなく“やり方”次第です。
✔ 行動のハードルを下げる
✔ 他人と比べず、自分の変化に目を向ける
✔ 生活に組み込みやすいトリガーをつくる
これらの視点を持つだけで、筋トレはグッと続けやすくなります。
「自分は飽き性だから」と諦めず、“自分に合った習慣の仕組み”を作っていきましょう。
コメント