筋トレを始めたばかりの頃、よくある悩みのひとつが「プロテインっていつ飲めばいいの?」という疑問。朝?トレーニング後?寝る前?…正直よくわからないという人も多いはず。
この記事では、初心者が押さえるべき「プロテインの飲むタイミング」や「選び方の基本」、よくある勘違いまでまとめて解説します。
プロテインはいつ飲むべき?おすすめタイミング3選

プロテインの効果を少しでも高めたい人向けにおすすめの飲むタイミングを3つ紹介します。
筋トレ直後(30~45分以内)
筋トレ直後(30~45分以内)は「ゴールデンタイム」とも言われ、筋肉の回復・成長を助ける絶好のタイミング。吸収の速いホエイプロテインがおすすめ。
朝食時
就寝中は栄養が枯渇しているため、起床後にタンパク質を補給すると代謝が上がりやすくなります。時間がない朝には手軽なプロテインドリンクが便利。(筆者も実践しています)。
間食・夜の置き換え
間食に甘いものを食べがちな人は、プロテインのほかプロテインバーなどもおすすめです。これらは食事制限中でも満足感を得られます。
プロテイン(タンパク質)を摂ることでCKK(コレシストキニン)という別名「満腹ホルモン」が分泌されるらしく、不意な食欲を抑える効果が期待できます。
間食でついつい食べがちになってしまう人は置き換えダイエットとしてもプロテインおすすめです。
Reset+おすすめのプロテイン:

なぜプロテインが必要?“食事だけ”では足りない理由

なぜプロテイン(※)が必要かというと筋肉をつくるうえで最も重要な栄養素が「タンパク質」です。
しかし、日常の食事だけでは十分な量を摂取するのが意外と難しいのが現実。
例えば…
- 30代男性の目安:体重×1.2〜1.6gのタンパク質/日
(体重65kgなら約80〜100gが必要)
これは「鶏むね肉300g+卵2個+納豆1パック+ヨーグルト1個」でもギリギリのライン。
もし筋トレをするとなると、最低でも体重×1.6gのタンパク質量はデイリーで摂りたい。
しかし忙しい我々現代人にとって、毎日これを維持するのは正直きつい。(筆者も慣れるのに時間がかかりました)
その“足りない分”を補う手段として、プロテインはとても効率的な選択肢です。
※プロテイン(Protein)=タンパク質ですがここではプロテインドリンクを指します。
どれを選べばいい?初心者向けプロテインの種類と選び方
プロテインと一口に言っても種類はいろいろ。目的に合わせて選ぶのがポイントです。
種類 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
ホエイプロテイン | 吸収が速い/筋肥大向き | 筋トレ後のリカバリー |
ソイ(大豆)プロテイン | 植物性/腹持ち良い | ダイエット中の置き換え |
カゼインプロテイン | 吸収がゆっくり | 就寝前の栄養補給 |
選び方のポイントは以下の3つ:
- ✔ 目的(筋肥大か、ダイエットか)
- ✔ 味や溶けやすさ(継続できるもの)
- ✔ コスパ(1食あたりの価格)
初心者はやはり、まずは「ホエイプロテイン」からスタートするのが無難です。チョコ味やバニラ味はクセも少なく続けやすいですよ。
もし色々な味を試したい場合は色んな味が楽しめるアソートパックがおすすめです。
初心者あるある(Q&A)
Q. プロテインを飲めば筋肉がつきますか?
→ プロテインはあくまでサプリメントの一種、つまり栄養“補助”食品です。根底には筋トレや日々の食事があってこそ効果を発揮します。
Q. 食事だけで足りる気がするんだけど?
→ 実際に毎日90gのタンパク質を安定して摂れていれば問題ありません。ただ、忙しい日や外食が続くと、どうしても不足しやすくなります。
もし自分の1日のタンパク質摂取量が分からない場合は「MyFitnessPal」など記録アプリを使ってみましょう。
Q. 飲みすぎても問題ない?
→ 各メーカーの推奨量を守りましょう(1日2杯程度)。パッケージの裏側に書いてあります。
また摂りすぎた分は場合によってはオーバーカロリーとなり体脂肪として蓄積されます。やはり食事記録アプリなどで食べたものを記録することをおすすめします。また体重×2g以上を超える摂取は控えめに。
まとめ|「目的」と「生活スタイル」で飲むタイミングを決めよう
プロテインはあくまで筋肉の成長を促すための“手段”の一つです。目的やライフスタイルに合わせて、うまく活用することが何より大切です。
✔ 筋トレ後は「速攻チャージ」
✔ 朝や間食で「手軽に補給」
✔ ダイエット中は「置き換えにも使える」
自分の生活リズムに合ったタイミングで、無理なく続けていきましょう。
コメント