「お腹を引き締めたいから、とりあえず毎日腹筋をやろう」
そんな風に思って始めたのに、なかなか成果が見えない。そんな経験はありませんか?
実は、腹筋運動を毎日やっても「痩せる」ことには直結しません。
今回は、お腹を引き締めたい人が注意すべきポイントと正しいアプローチを解説します。
腹筋だけでは脂肪は減らない
腹筋で鍛えられるのは筋肉であり、脂肪を直接燃やすことはできません。
✔ 部分痩せはできない→末端から中心にかけて痩せていく(個人差あり)
✔ 脂肪は全身の代謝で少しずつ減る→お腹だけに注目しない。
週次で体の写真を撮り変化を記録する習慣をつけるとモチベーション維持になります。
✔ 腹筋はお腹の「形をつくる」種目
つまり、毎日腹筋をしても下っ腹や浮き輪肉は消えず、食事管理や有酸素運動と組み合わせてはじめて効果が見えてきます。
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食事管理こそ“お腹痩せ”のカギ
毎日腹筋をしてもお腹が変わらない最大の理由は「食事管理ができていないから」です。
体は日々食べたもので作られていきます。
カロリーが高くタンパク質が少ない、逆に糖質や脂質が多いものを食べれば体はたるみ、ぼやけたシルエットになってしまいます。
大事なのは、
✔ 高タンパク・低脂質を意識する
✔ 炭水化物は適量を残す(極端に減らさない)
✔ 野菜・食物繊維・発酵食品を取り入れる
筆者もまだ初心者で筋トレを毎日していた頃、食事管理に意識が向かず甘い物やカロリーの高いものを食べて下っ腹だけ残り続けた時代がありました。
逆に食事を整えた途端、徐々に体が引き締まっていった経験があります。
食事をコントロールする手っ取り早い方法は何といっても自炊やPFCバランスを意識したコンビニ食を取り入れることですが「時間がない…」「そもそも料理が苦手…」「サラダチキンばかりで飽きる」な人はトレーニーやダイエッター向けの宅配ミールサービスの「マッスルデリ(公式サイトにジャンプします)」がオススメです。
栄養バランスはもちろんの事、種類も豊富で、時間がない・料理が苦手で自炊が難しい人・コンビニ食に飽きた人でも“これを食べれば安心”と思える仕組みがあるとダイエットは続けやすくなります。
腹筋+有酸素で効率アップ
腹筋運動だけでは変化が遅いので、有酸素運動をプラスしましょう。
✔ 週2〜3回のウォーキング(散歩する意識で十分)
✔ 筋トレ後か起床後の20分有酸素
✔ 自宅なら踏み台昇降やステッパー、スペースに余裕がある場合はエアロバイクなど
筋肉は「燃焼効率を高める装置」で、有酸素は「脂肪を燃やす燃料消費」。この二つを行うことでお腹がスッキリしていきます。
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続けるための工夫
お腹痩せは一朝一夕ではありません。習慣化が重要です。
✔ 鏡で体をチェックする、週1で写真を撮って前週の自分と比較する
✔ 腹筋種目をバリエーション化して飽きを防ぐ
→ クランチやプランクが出来たらサイドクランチ、サイドプランクなど
✔ 「1日5分」のベビーステップから始める
変化が分からずに諦めてしまう人が多いですが、「記録」を残すと小さな変化に気づけます。そしてスモールスタートで大丈夫です。1日たった5分でも1週間、1カ月、半年、1年と積み重ねると大きな成果に繋がります。
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初心者あるあるQ&A
Q. 毎日腹筋すれば1ヶ月でお腹が割れますか?
A. 体脂肪が落ちないと割れません。筋トレだけでなく食事管理が必須です。
Q. 腰が痛いんですが?
A. 腹筋に力が入らず腰で支えている可能性大。フォームを優先しましょう。
Q. 下っ腹が全然落ちないです。
A. 下腹や浮き輪肉は最後に落ちる部位。焦らず続けることが大切です。
まとめ:腹筋だけじゃお腹は変わらない
✔ 腹筋は形を作る行為、体脂肪を落とすのは食事+有酸素
✔ 食事管理が最大のカギ
✔ 続ける工夫で挫折を防ぐ
焦らず、正しい方法を積み重ねていけば理想のお腹、憧れのシックスパックは手に入ります。
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