30代・40代になると体力や代謝の低下を感じる人も多いはず。
「もう遅いかな…」と思うかもしれませんが、筋トレは何歳からでも始められます。
今回は、加齢による変化を踏まえた筋トレの始め方と注意点を解説します。
なぜ30代・40代から筋トレを始めるべきなのか
年齢を重ねると、筋肉量は年間1%ずつ減少するといわれています。
これは放っておくと「疲れやすくなる」「太りやすくなる」だけでなく、「足腰が弱くなる」や他様々な弊害が徐々にあらわれ将来的な生活の質にも影響します。
特に30代後半からは基礎代謝が落ち、同じ食生活でも体脂肪が増えやすくなります。
筋トレは、この代謝低下を食い止め、若々しい体を保つ最強の手段です(最近の研究では筋トレが老化予防に効果があると認められつつある)。
また、筋トレは見た目だけでなくメンタル面にも好影響があります。
達成感やストレス解消効果が得られるため、仕事や家庭でのパフォーマンスも向上します。
「まだ大丈夫」ではなく、「今から始める」が将来の自分を救う第一歩になります。
年代別・おすすめの筋トレ種目
30代の方向け
この年代はまだ回復力も高く、比較的ハードな種目にも挑戦できます。スクワット、腕立て伏せ、懸垂など、大きな筋肉を使うコンパウンド種目が効果的。時間がない日は、自重サーキットトレーニングもおすすめです。
40代の方向け
関節や腱の回復力が落ち始めるため、フォーム重視で負荷をコントロールしましょう。プランク、ヒップリフト、軽めのダンベルカールなど、無理のない範囲で行うのがポイント。
また、有酸素運動と筋トレを組み合わせることで、体脂肪燃焼と筋力維持を両立できます。
いずれの年代も、最初は出来る範囲で週2〜3回の筋トレからスタートし、生活リズムに合わせて継続することが大切です。
関連記事:
加齢世代が気をつけたいポイント
怪我予防が最優先
ウォームアップを軽視しないこと。いきなりハードに体を動かすと怪我の元になります。
軽く汗ばむ程度のストレッチや有酸素運動で関節・筋肉を温めましょう。
栄養補給を怠らない
筋トレは筋肉を刺激するだけでなく、その後の回復と成長がセットで行われます。特に30〜40代は回復力が20代に比べて落ちやすいため、トレーニング後の栄養補給が欠かせません。
タンパク質は1日あたり体重×1.2〜1.6gを目安に摂取しましょう。食品だけで補うのが難しい場合は、プロテインを活用するのがおすすめです。
僕自身も日々の自炊だけ必要なタンパク質量をまかなえていないのでプロテインを使って手早く栄養を確保しています。中でも マイプロテイン(公式サイト) は味のバリエーションが豊富で、自分に合ったフレーバーを見つけやすく、コスパも高いのが魅力です。初回購入やセール時を狙えば、1食あたりのコストはコンビニおにぎりより安くなることも。

トレーニング直後30分以内の“ゴールデンタイム”に摂取することで、筋肉の修復を効率化できます。
睡眠時間の確保
筋肉は休んでいる間に成長します。どの年代も同じですが特に40代以降は回復力が下がるため、6〜8時間の睡眠を心がけましょう。
無理なく続けるための工夫
- 小さく始める:毎日5分のストレッチからでもOK
- 記録をつける:体重・体脂肪率や写真で変化を見える化
- 環境を整える:自宅にトレーニングマットやチューブを置く
- ご褒美設定:1か月続いたらお気に入りのウェアを新調
モチベーションの波は誰にでもあります。大事なのは、やめずに続けられる工夫を持つことです。(一番最高なのはモチベーションが無くても続けられること)
無理な計画よりも、「これならできそう」というハードルの低さが長続きのコツです。
初心者あるある(Q&A形式)
Q. 若いころと同じトレーニングでいいですか?
A. 無理な高重量や反動を使う動作は避け、正しいフォームを意識してください。
Q. 週1回でも効果はありますか?
A. ゼロよりは確実にプラスです。理想は週2〜3回ですが、まずは週1回からでもOK。
Q. サプリは必要ですか?
A. 食事で十分にたんぱく質が摂れない場合はプロテインを活用しましょう。
まとめ
30代・40代からの筋トレは、健康・見た目・メンタルすべてに効果的。年代に合った種目を選び、無理のないペースで継続することが大切です。今日から始める小さな一歩が、10年後の自分を大きく変えます。
コメント